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あなたはまだ生まれてなかったから,オリジナルは観てないでしょう。
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68年なら生まれてましたけど,まだ幼児です。テレビで何度か観たのは,ずっと後ですね。
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1974年までに続編が4本も作られる人気シリーズでした。もっとも,第1作目以外は,メイクアップだけが売りのB級SF映画に終わってしまいましたが(笑)。
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今回のメイクアップは,最初スチル写真だと違和感がありましたが,映画だとやはり表情が豊かになっていて進歩を感じました。セード将軍や奴隷商人のオランウータン,リンボーの表情が印象的でしたね。
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30年以上も経っているので,素材や加工法もずっと進歩していて当然です。目と口の周りの動きがスムーズだから,俳優本人の表情がかなり活かされてます。
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ゴリラのアター隊長など,マスクの下にM・C・ダンカンの顔が浮かんできました(笑)。
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『グリンチ』でのジム・キャリーを思い出せばこれくらいは予想できましたが,この映画は数がハンパじゃないです。
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メイクアップ・アーティストだけで,50〜60人の名前がありました。
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もっとも,老人になると人間も猿も似てくるので,あまりメイクは要らない感じでしたね(笑)。主役のマーク・ウォールバーグは,若くて人間役だけど,結構サル面でした。周りがそうだと似てくるのかな(笑)。
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ハハハ。確かに『パーフェクト ストーム』の時とはかなり印象が違いましたね。
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チャールトン・へストンの登場はすぐ分かりましたか?
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意識して観てないと,ちょっと分かりませんね。
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これは,クイズ風の観客サービスというだけですね。特殊メイク担当のリック・ベイカー自身も老猿として出演してたようですが,本人の余興かメイクの感触を自ら試したかったからでしょう。
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視覚効果は,宇宙船とか爆発シーンとかに使われてたようですが,それほどの役割じゃないですね。
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圧倒的に特殊メイクが主役です。VFXを楽しむなら『パール・ハーバー』へどうぞ(笑)。
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メイクの進歩はあるものの,前作ほどの面白さは感じられませんでした。
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絵作りでは,良くも悪くもティム・バートンらしさは随所に出ていましたよ。撮影監督は変わっているのに,やはりバートンだなと感じました。それでも,偉大な前作に名前負けしてますかね。
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テンポは遅くないのに,緊迫感に欠けます。名前が上がっていたJ・キャメロン監督・脚本,シュワちゃん主演の『猿の惑星』を観てみたかったです。
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