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中国製の大作2本だが,いずれもちょっと大味 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 本まとめて紹介しよう。両作品ともチャン・イーモウ監督の『HERO』(03年9月号)『LOVERS』(04年9月号)に続く大作だと謳っているが,直接の関係はない。中国映画の日本公開に,いつまでこんな無粋な英語の題をつける悪習を続けるのだろう。英語にすればハリウッド資本で製作し,スペクタクル巨編の香りがするとでもいうのか。なるほど『HERO』『LOVERS』は興行的に成功したが,作品として見るべきものはなかった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2作ともVFXの使い方が間違っている | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
CG/VFX はと言えば,『PROMISE』はデジタル視覚効果満載で,全編これケレン味の連続だ(写真 1)。ここまで視覚効果で目まぐるしく画面を切り替える必要があるとは思えない。ようやく落ち着いた演技が見られるのは,王殺しの大罪を犯して王妃を救った秘密が明かされる 3 人の絡みのシーンくらいだ。これでは,真田広之もチャン・ドンゴンもその演技力を発揮できない。 |
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『HERO』を観た時,『初恋のきた道』 (99) のチャン・イーモウが何でこんな駄作を作ったのかと残念だったが,今回も同じだ。『北京ヴァイオリン』
(02) のチェン・カイコーまでこんな映画を作るなんて,彼らは共にデジタル技術の活用方法を誤っている。 |
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