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ケビン・スペイシーが異星人だというので,どんなメイクアップで登場するのか思ったら,サングラス1つだけで意外でした(笑)。ヒューマン・ドラマとしては,良く出来ていますね。
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精神病院の患者1人1人の描写も丁寧だし,ちょっと『レナードの朝』(90)を思い出しました。
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なるほど,そっち系の映画でもありますね。SFとしては,ネタバレになるので余り話せませんが,結末は観客の解釈に任せるという感じです。
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その点では『ノイズ』(99)と似ていますね。エンドクレジットの後にもシーンがあるので,席を立たずに最後まで観て欲しい映画です。
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ケビン・スペイシーが看板の映画ですが,異星人役とはいえ,バナナを皮ごと丸かじりしたり,犬と抱きあって戯れたり,俳優業も大変です(笑)。
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精神科医役のジェフ・ブリッジスもいい役者だけれど,あまり知的な役は向いていませんね。むしろ彼なら,タフな刑事役の方が似合います(笑)。ここは,ロビン・ウィリアムスあたりの方がいいですね。
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それじゃピッタリ過ぎます(笑)。だとすると,この異星人はマット・デイモンとか。
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いや,エドワード・ノートンの方が,異星人役には合っています。むしろ,ケビン・スペイシーが精神科医役の方が合っていたと思います。
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別の映画評では,プロートがもっと若くないと年齢的に計算が合わないと書いていましたが,確かにその通りですね。オスカー受賞でランクが上がって,主役に回したのかも知れません。
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というふうに勝手なキャスティングを楽しみましたが,それだけ俳優の演技のウエイトが高い映画です。
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