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O plus E誌 2017年5月号掲載
 
映画サウンドトラック盤ガイド
   
 

■「美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック <英語版>
(WALT DISNEY RECORDS)

 
 
 
  英語版の通常盤は19曲入りだが,Deluxe Editionはボーナストラックとしてデモ5曲が追加されたのがDisc 1で,Disc 2には音楽だけのオリジナルスコア28曲が収録されている。映画公開直前に追加発売される<日本語版>は,日本語吹替俳優が歌う曲に差し替えられた19曲入りで,デラックス盤への拡張は全く同じ編集方針だ。
 本盤は,1991年のアニメ挿入曲にミュージカルの歌曲を加え,さらに新曲3曲も追加されている。アニメのサントラ盤と聴き比べたが,歌唱力も編曲も音質も圧倒的な差であった。名曲とパワフルな歌唱で,本サントラ盤はかなりの名盤だと思う。ただし,エンドソングとしての主テーマ曲だけは,前作のCéline Dion & Peabo Bryson版の方が,本盤18曲目のAriana Grande & John Legend版よりも優れていると感じた。Arianaの歌唱も悪くないが,現代風アレンジで,ドラムの音が少し耳障りだった。本盤のベストは,同曲の前に,エンドロールの1曲目として流れるCéline Dionの"How Does A Moment Last Forever!"だと思う。
 
   
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