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なるほど,若い女性好みの夢のようなパリ。ウチの娘には見せたくないです。また行きたがるから(笑)。
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私はイタリアの方が好きですが,この映画は色も登場人物もいかにもフランスですね。
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劇場で売っていたパンフでは,カフェの女主人を「清川虹子」になぞらえてましたが,アメリは若い頃の「浜美枝」を思い出しました。
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いくらレトロなパリでも,それは古過ぎます(笑)。私は「安田成美」を思い出しました。
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全編エスプリの塊りですが,この監督はただ者じゃないです。一分の隙もありません。アメリの誕生から,母親の突然の死,15組の連続セックス・シーンまで,呆れるようなアイデアと表現力です。
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好青年のニノがポルノ・ショップの店員というのも,皮肉な設定ですね。幸せな映画を作ると言いながら,素直には作らないぞ,という感じが溢れてます。
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よくぞまぁ,ここまで赤と緑にこだわったものだと感心しました。ところが,すっかりこの色に目が慣れてしまい,映画館を出てみたら,道行く人の服は皆ドブネズミ色で,まるでモノクロ映画のようでした。(笑)
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でも,デパートやレストランのクリスマス・ツリーはこの色でしたよ(笑)。
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ハハハ,映画の舞台は夏でしたが,確かに年末商戦シーズン向きの色でした。ほとんどのシーンで,それも全画面一括色調変換ではなく,部分的に色調整していますね。赤や青を全体的に強調するのには,昔から色フィルタを使っていましたが,こういう緑にするのには,ディジタル処理しかないでしょう。
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音楽もチャーミングですね。歳末商戦のジングル・ベルとはだいぶ違います(笑)。アコーディオンやおもちゃのピアノの音色がメルヘンチックで,サーカスや遊園地を思い出しました。
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ピクサー社の『Geri's Game』にも使われてましたね。ヤン・ティルセンという音楽家の過去のアルバムからの選曲と書き下ろし曲だそうです。
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