head
titlehome略歴表彰学協会等委員会歴主要編著書論文・解説コンピュータイメージフロンティア
| INDEX | 年間ベスト5 | DVD特典映像ガイド | SFXビデオ観賞室 | SFX/VFX映画時評 |
title
 
O plus E誌 2005年6月号掲載
 
    
 
その他の作品の短評
  (注:本映画時評の評点は,上からの順で,その中間にをつけています。)  
   
   ■『ブレイド3』:シリーズ完結編。ヒューマン・ドラマが続くと,こういう破壊的なアクションはスカッとして気持ちがいい。比較的低予算映画ながら,VFXも丁寧で脚本もしっかりしている。後半の見せ場で,赤と黒のコスチュームで登場するブレイドは実にカッコいい。
 ■『デンジャラス・ビューティー2』:前作は美人捜査官がミスコンに潜入して活躍した。この続編は,相棒の黒人女性刑事との掛け合いがウリで,さしずめ女性版『リーサル・ウェポン』だ。ただし,サンドラ・ブロックがさほど美人に感じられず,楽しさも今イチ。
 ■『フォーガットン』:ジュリアン・ムーア,ゲイリー・シニーズ共演と聞き,クールなミステリーだと予想した。前半の盛り上げ方は上手いが,結末は「そんなの,ありかよぉ」と呆れる。「『シックス・センス』以来,最も衝撃的なスリラー!」というが,「『サイン』に負けず劣らずの真相」の間違いだろう(笑)。
 ■『ザ・リング2』:3年前にヒットしたハリウッド・リメイク版の2作目だ。小説とも日本版の続編とも異なる物語を用意し,『JUON/呪怨』に負けじと,本家の中田秀夫監督を起用した。狙いは成功で,小気味いいホラーに仕上がっている。「リング」ファンは,どう違った展開になるのか気になるだろうが,その期待を裏切らない。ナオミ・ワッツも魅力的だ。
     
  ()  
   
  Page Top  
  sen  
 
back index next
 
     
<>br