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		O plus E誌 2010年2月号掲載
		『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』 　DVDとBlu-rayの2枚組。再生機も過渡期なので，別々に買わずに済むのは有り難いが，大した特典映像は入っていなかった。主要キャラが総出演で歌い踊る「ミュージック・ビデオ」（約1分半）は，予告編的色彩のものだが，特筆に値しない。唯一価値があったのは「スクラッティに夢中」（8分半）で，人気もののスクラットの紹介と代表シーンのメイキングだ。ネタ切れで困って登場させた相手役女性スクラッティのキャラ設定などがかたられていて，ファンには楽しい逸品だ。Blu-ray Discにだけ短編アニメ3編が入っているが，内2編は前作までのDVDに入っていたものだった。この手のCGアニメの特典映像は，子供向けのオマケ程度のものばかりなので，今後取り上げるのは控えようかと思う。 　 　 　 　 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 　２枚組。Disc 2 には特典映像が6点あるが、価値があるのは２点だけだ。「キャストたちの現場レポート」は，出演俳優が編集・特殊効果・衣装・美術等の部門を取材する形式のメイキング映像8編で，全部観ると28分半かかる。「フクロウの調教」が興味深い。楽しく描いているが，おフザケもあり初心者向け。充実していたVFXの話題が全くないのが淋しい。「J.K.ローリング：第７巻執筆の１年」（49分弱）は，１年にわたる原作者の密着取材で，彼女の生い立ちから日常生活，最終巻のネタバレから後日談までを含んでいる。2010年にユニバーサル・オーランド・リゾートに登場するアトラクションの前宣伝もあるが，ファンには待ち遠しいだろう。
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