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O plus E誌 2015年10月号掲載
 
映画サウンドトラック盤ガイド
   
 

ピッチ・パーフェクト2
(ユニバーサル ミュージック)

 
 
 
  オリジナルのサントラ盤は18曲入りで,映画のプレスシートにも全曲の曲目解説が載っていた。日本盤はさらに9曲が追加され,元の18曲と混在して並べられている。これは輸入盤でSpecial Editionとして入手できるものと同じ構成のようだ。
 最初の一曲は,地球が登場するユニバーサル映画のお馴染みのファンファーレで,洒落っ気たっぷりにアカペラ化している。残るは筆者らの世代が日頃耳にしないような楽曲ばかりだが,選び抜かれたヒット曲のアカペラ・アレンジ版が中心で,耳に心地よい。サントラ盤CDとしても充実した1枚だが,映画中では躍動感が視認でき,もっと素晴らしく感じた。  
 
   
 

「ピッチ・パーフェクト」
(ユニバーサル ミュージック)

 
 
 
  気になって,第1作目のサントラ盤も入手した。こちらのオリジナル盤はたった12曲,30分弱だが,日本盤は盛り沢山で24曲も入っている。既にレンタル店でも利用できる。Ultimate Pitch Perfectのタイトルで入手できる輸入盤の増補アルバムと同じ内容だ。
 元の12曲は選曲も良く,ハーモニーもリズム感も素晴らしい。絶対音感(Perfect Pitch)の持ち主ばかりを集めたのかと思えるほどだ。2013年のサントラ盤ベストセラーで,米国では120万枚も売れたというだけのことはある。日本盤は,1曲目にアナ・ケンドリックが歌う"Cups"のPops版が収録されているのが魅力だ。  
 
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