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O plus E誌 2015年4月号掲載
 
映画サウンドトラック盤ガイド
   
 

セッション
(ランブリング・レコーズ)

 
 
 
  映画本編の試写を見終わった日にすぐ,このサントラ盤CDを入手した。勿論,クライマックスの「キャラバン」(9:14)を聴き直すためである。結末が分かった後に改めて聴いても,このドラム・ソロには痺れる。
 この曲は24曲中の6番目に入っている。最後ではない。ここまで,バンド演奏のついた20分弱が,通常に音楽CDとして楽しめる部分だ。残る18項目計35分は,セリフだけやBGMスコアだけのまさにサウンドトラック収録で,映画の名場面をなぞる2部構成だ。歌曲はなく,大半はドラム音だけなので,華やかさには欠けるが,戦慄と衝撃のドラマを思い出すのには恰好のCDだ。この稿を書く前に,当の「キャラバン」は40回以上聴いてしまった。まさにこの1曲のために存在する意義のあるサントラ盤である。
 
 
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