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O plus E誌 2005年5月号掲載
 
    
 
その他の作品の短評
  (注:本映画時評の評点は,上からの順で,その中間にをつけています。)  
   
   ■『ライフ・アクアティック』:ウェス・アンダーソン監督の海洋アドベンチャー。 VFX多用作なのだが,本文で解説する気になれなかった。ビル・マーレーはじめ,俳優陣は個性的な演技を見せてくれるが,この種のコメディーは,何が面白いのか筆者にはよく分からない。
 ■『クローサー』:ジュリア・ロバーツ,ジュード・ロウなど豪華キャストで描く男 2 女2の愛憎ドラマ。英国の舞台劇の映画化作品.4人の中ではナタリー・ポートマンが一番印象的だった。大人の恋愛ドラマとのことだが,余り登場人物たちに感情移入できなかった。
 ■『ザ・インタープリター』:筆者の大好きな N・キッドマンが国連本部の同時通訳者を演じるサスペンス。国連本部内に初めて映画カメラが入った。うまく誤魔化しているが,どうしても刑事役のショーン・ペンとの身長差が気になる。盛り上がりは今イチ。
 ■『ミリオンダラー・ベイビー』:今年のオスカー受賞作の試写をようやく観ることができた。なるほど,魂を揺さぶるいい映画だ。ヒラリー・スワンクの主演女優賞は当然だし,C・イーストウッドの映画人魂も素晴らしい。それを認めてもなお,作品賞か監督賞のいずれかは『アビエイター』に取らせてやりたかった。
 ■『ホステージ』:ブルース・ウィリスが警察署長役で登場するアクション・サスペンス。はまり役だ。同名ベストセラー小説の映画化だが,ちょっと主人公の設定を変えれば『ダイハード 4』と称しても通用する。舞台となる豪邸が凄い。アメリカ映画は家族愛がクサ過ぎるが,エンターテインメントとしては素直に面白い。
 ■『最後の恋のはじめ方』:ウィル・スミスが恋愛指南役,デート・コンサルタントを演じるラブ・コメディーだ。ラップ・ミュージシャン,アクション・スターの彼が,こういう役柄でもいい味を出しているのが見どころだ。
     
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