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DVD/BD特典映像ガイド
   
O plus E誌 2011年10月号掲載
   
  『塔の上のラプンツェル』
 「BD+DVD」の2枚組セットもあったが,「3D+2D」のBDとデジタルコピーディスク付の3枚組を買った。未公開シーンが別のオープニング案等の映像もあるが,当欄にとって価値があったのは,『メイキング・オブ・…』(約12分半)だけだった。声の主演の2人が楽しそうに語り合う解説は,ファミリー向けとしては悪くない。美しい灯籠のシーンや長い髪の毛の制作の話があるのはいいが,もう少し技術的に詳しい話が欲しかった。
 
   
  『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』
 こちらは上記にDVDも加え4枚組で,特典映像はDisc 2(2D版 BD)に入っていたが,。その構成が絶悪だった。地図風の画面に「朝びらき丸」「声の島」 「ラマンドゥの島」「離れ島諸島」「くらやみ島」「金水島」の6項目が配置されているが,どこにどんな映像が入っているのか,開けてみるまで分からない。物語内での位置づけや登場キャラの解説と映画の制作過程の解説,未公開シーン等の付加情報が混在しているから,実にタチが悪い。「朝びらき丸」の中の「メイキング映像」(9分余)と「くらやみ島」の中の「ナルニアへの入り口:動き出した絵画」(7分強)は,冒頭の絵画から水が噴き出し,ナルニア国へと繋がるシーンのメイキングで,中身は濃いが,内容的にはほぼ同じだった。「ラマンドゥの島」の中の「視覚効果の過程」(13分),「くらやみ島」にある「善と悪の戦い:海上の戦闘」(11分弱)は,いずれも上質のVFXメイキングと撮影風景だが,これを探し当てるのに苦労した。
 
   
 
   
   
  (注:本映画時評の評点は,上から☆☆☆,☆☆,☆,★の順で,その中間に+をつけています。)  
   
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