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DVD特典映像ガイド
   
O plus E誌 2007年12月号掲載
   
  『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』
 高価な2枚組を買ったが,予想通り特典ディスクは遊び心満載だった。3段階の「バブル検定」「デジタルきまぐれコンセプト」「和田倉研究員に聞く」等々の中で,まだバブルが続いているという想定の「総理に聞く」が爆笑ものだ。馬場康夫監督が語る「メイキング」(約30分)で,バブル時代が改めて解説されると色々懐かしい。「バブル・アゲイン VFXメイキング」(4分弱)はシーンを並べただけで,何か解説が欲しかった。
 
   
  『ハッピー フィート』
 2枚組でDisc 2は,映画同様てんこもりの特典。3本あるミュージッククリップが素晴らしい。録音風景と本編シーンが交互に出て来るのも楽しい。「踊るペンギンを創る」(4分余)には,ダンスの練習シーンもあり,これも楽しい。「メイキング」(約13分)はごく普通のスタイル。MoCap撮影風景はあるが,これだけの映画なのにCG制作に関して何の情報もないのが不満だ。
 
   
  『ゴーストライダー』
 2枚組。「メイキングドキュメンタリー」3種類のうち,「完遂のスピリット」(約23分)が最も当欄向きだ。監督(かなり若い!)がVFXの作業現場にやって来て映画を仕上げるシーンが入っている。監督がCGスタッフに注文をつけてやり直しを命じたり,共に結果を確認する場面など。こうやって仕事しているのかとよく分かる。この種のメイキングは珍しい。「アニマティックス」(約3分半)は,どんどんPreViz映像が流れるだけで,完成映像との比較はない。いずれもかなりプアなCGだが,炎だけは既にしっかりリアルだ。
 
   
  『サンシャイン2057』
 1枚もの。メイキング&インタビュー集は,23項目もあって「宇宙スーツ」「太陽の死」「無重力飛行」等,SFらしいメニューが並ぶ。どれも2, 3分で中身は濃くない。「視覚効果」「プレビズ」もあるが,各1.5分だ。宇宙船の外観や太陽の表現で苦労したと語るなら,少しはその制作過程を見せてくれよと言いたくなる。
 
   
 
   
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