![]() |
||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||||||||||||
|
![]() |
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(注:本映画時評の評点は,上から![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前評判が今イチのCG多用作2作品の明暗 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2本とも既に本邦でも公開中で,先月号には間に合わなかったVFX多用作である。本邦での公開日が同じである上に,北米での興行成績や観客の評価が芳しくないという点も共通している。勿論,当欄は他の映画評論家の批評は気にしないし,自分が試写を観て判断する前には読まないようにしている。ところが,公開日を調べている内に,最近はWeb上で興収ランクや観客の満足度の数字が目に入ってきてしまう。これが,筆者の好みと余り違わず,結構当たっているから困る。プロの批評家は通好みの奇妙な作品を褒め,斜に構えた評を書きたがるが,入場料を払って映画館で観る一般観客の評価の方が圧倒的に正しい。少なくとも,面白いか,入場料分の満足度は得られるか,という点では見事に一致している。それをなぞるだけでは能がなく,当欄の存在価値はないから,当欄ならではのVFX評価を語るとしよう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ところが,映画全体の出来はといえば,子供だましどころか,子供も呆れる下品でお粗末な物語に終わってしまった。個性派俳優のJ・ブラックの使い方を間違えているとしか思えない。これでは,おバカ映画好きの米国人とてそっぽを向くのも無理はない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
絵空事を描くなら,徹底的にやるべしという好例 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
もう一方の『エンジェル ウォーズ』は,ポスターも予告編も既視感に溢れた映像だった。女戦士たちを引き連れて戦う金髪のヒロインは一瞬キャメロン・ディアスかと思ったが,それにしては少し若い。もっと小柄で可憐な少女で,エミリー・ブラウニングというらしい。記録を調べると,『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(05年5月号) で長女役を演じていたというが,当時はまだ15歳だから,もはやその面影はない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
筆者は大いに満足したが,これが興行成績面で不発とは,ちょっと信じ難い。原題は『Sucker Punch』で,「不意打ち」の意だが,原題・邦題ともに魅力がなく,それで損をしているとも思える。内容的にも,観客層よって好悪が分かれる作品のようだ。そうした場合,従来は筆者の好みに合わない作品が多かったが,本作には迷うことなく,支持票を投じておこう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(画像は,O plus E誌掲載分に追加しています) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ Page Top | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |