デジタルHDキャメラによる撮影が可能


 MR-PreViz撮影では,デジタルHDキャメラを用いた撮影が可能です.  またキャメラワークや構図等の決定を支援するのが目的であるので,レンズ,照明,その他の機材も,従来の映画撮影で使用できるレベルの機材で構成されています.
 MR-PreViz映像の撮影&CG合成の基幹システムの構成図を以下に示します.  ロータリーエンコーダが捉えたキャメラの動きデータ(パン,チルト,ズーム量)を利用し,実写映像とCG映像を撮影現場で合成します.  PCのキャプチャボードの制約から,第1期システムではSD (Standard Definition) レベルで実時間合成・表示し,後にHD (High Definition) レベルでの合成・記録を行ないます.
 また,パン,チルト以外の多自由度のキャメラワーク,ドリーやクレーンを利用する場合等に対しては,人為的マーカを画像認識する方式でキャメラの位置姿勢を決定します.