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答えも定番ですみません.国立大も受けたのですが,不合格で,私立は2つとも合格しました.1つは滑り止めで,最初から立命館が本命でした.同級生もそのパターンが多く,このVoice欄を見ても,先輩方もそうみたいですね.
これも定番の答えですが,理工でなく,情報理工にしたのは,VRに興味があったからです.アニメ・映画好きであり,技術的にも絶対に進歩すると思ったのです.だから,ごく自然に実世界コースの木村研ということになってしまいました.VRといえば木村研ですから.
実際に配属されてみれば,ほぼ違いはないし,MR基幹技術やMR/DR応用は柴田先生が指導しておられますね.研空室名や授業からは,柴田先生はモバイルやユビキタスのイメージが強く,VRの中でもHIに興味があり,それだと木村研かと思ったのです.
大学入学後は「剣道サークル」と「バレーサークル」に入っていました.バレーサークルは遊び感覚でたまに参加するだけで,実質的にはほぼ剣道一筋でした.週2回の活動です.
母親がかつてずっと剣道をやっていたため,私も小学校1年生から剣道教室に通い始めました.中学1年生で初段になりましたが,小学生から始めた場合はごく平均的ですね.高校1年生で3段になりました.高校生だと,ほぼ3段が限界です.
地区大会で優勝,3位など,複数回の入賞経験があります.中学時代は,名古屋の地区大会から県大会に進み,団体で2回,個人で1回出場しました.高校時代は,名古屋市内の県立高校の大会で優勝しました.高校3年生の時.愛知県のトップ4の内,3校がいる強豪エリアで,キャプテンとしてチームを引っ張り,団体戦で入賞したのが,最も想い出深いです.
大学で部活でなく,サークルになったのは,立命館大学の剣道部はレベルが高く,全国級の選手で,推薦でないと入れないからです.剣道サークルも関西では一番人数が多く,その中では平均的な実力でした.
剣道を続けていて,礼儀作法を学べたのが大きいと思います.
小学1年生から始めて剣道3段.入賞経験も多数.
剣道サークルとしては関西最大級
VR空間で魔法使いになってモンスターを倒す無双ゲームで,狩山君のアイディアが採用されたのですが,彼はプログラマ志望で,ディレクタ役にはなかなか手が挙がらなかったので,思い切って立候補しました.こういう統括役をやってみたかったのです.
先生方からの注文は,筋電位計測技術を用い,拳を握った時の力の強さをUIとして用いるというものでした.8名のチームでしたが,色々アイディアを出し合って,最終的には「ニギッテ!! 魔術無双」というVRエンターテインメントに仕上げました.
HMDを装着してVR空間を視認し,拳を握って操作する
ディレクタの一番大切な役目は,各メンバーのスケジュール調整や全体の進捗管理ですが,ソフト開発の根幹となるUnityの経験者が1人しかいなかったので,当初は先の見通しが全く立ちませんでした.
秋学期の定期試験後の2月からのスタートでしたが,まだまだ大学には入構制限があり,当初は各自のリモートワークで,週1回報告会に集まってもらうだけでした.3月後半からは頻度も上げ,対面で開催して,積極的にコミュニケーションを図れるようにしました.コロナ以前の先輩達は,毎日大学に来て,顔を突き合わせて開発しておられたそうですから,チームワークの密度が違いますね.
ディレクタとしての苦労はどちらが大きかったか分かりませんが,中間報告や最終期限がある中でのコンテンツ開発は好い経験になったと思います.
木村研,柴田研は人気研究室ですが,それだけのことはあると思います.配属以降,両研究室の差はないので,どちらを第1希望にしても同じです.実質的に定員が2倍あると考えればいいのです.
配属後すぐに卒業研究に入る研究室もあるようですが,このRM2C研究室では,3回生は週1回のゼミに集まるだけです.学部の授業を頑張って必要な単位を取り切るようにとの配慮なので,3回生の内に色々なことに挑戦し,知識を広げておくことを勧めます.