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O plus E 2018年Webページ専用記事#6 |
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O plus E誌の隔月刊化の影響を受けて,年末恒例のこの私的ランキングも誌上掲載から,Webページ上に移動せざるを得なくなった。さすがに,11月25日発行の11・12月号では正月映画の多くは拾い切れないので,同号以降のものもカバーしたかったからである。当然のことながら,隔月刊の誌上掲載分だけではまともなランキングにならないので,今回からはWebページ専用記事の全作品も対象とする。
具体的には,今回のランキングの対象は,(今年だけ例外的な扱いの)2月号から11・12月号までの7冊(来年からは6冊)とWebページ専用記事6回分で,ほぼ昨年度までと同等の期間である。この結果,順位付けの対象となる作品数としては,メイン欄42本,短評欄は166本となった。2016年度は「38本+121本」,2017年度は「39本+139本」であったから,CG/VFX多用作のメイン記事は微増だが,短評欄の一般作品がかなり増えたことになる。昨年まではWebページだけでの紹介記事はランキング対象としなかったのに,今年からは上記のようにしたためである。隔月刊の誌上で,増ページして書けるだけの作品紹介を詰め込んだ上に,紙幅制限のないWebページ上でもせっせと紹介したので,その意味でも対象作品は増えている。
であれば,いずれの部門も激戦になるはずだが,いざ選ぼうとすると案外そうでもなかった。全体的印象としては,感激/感動/感心する映画が例年よりも少なかったように感じる。「総合評価」「その他の一般作品」の両部門で,今年のアカデミー賞作品賞を争った2作品がそれぞれ2位に踏みとどまっている。既に印象が薄くなっているはずの両作品がこの高順位なのは,それを超えるだけの印象的な作品が少なかったからだと言える。 「SFX/VFX技術」部門は,今年も「順位なし」とした。CG/VFX多用作は多数有り,それぞれボリュームもたっぷりあり,クオリティ的にも高いのだが,敢えて優劣をつけるような斬新な使い方もなかったためである。10年前に比べると,かなり平均レベルが高い。実のところ,新規技法が使われていても,特別なメイキング解説を事前に知らされていない限り,それでどれだけ向上したのか,もはや見分けられない。
邦画は,昨年のゼロから,(少し甘くして)かろうじて一般作品のベスト10内に1作品入れることができた。これだけじゃ淋しいので,話題作『カメラを止めるな!』を「番外」扱いにした。試写会や公開当初でなく,既に拡大公開され,ロングランになってからようやく観たためである。作品紹介していなかったが,こうして例外的に言及した以上,遅ればせながら,初公開時期の作品を扱ったページに後追い掲載しておいた。
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◆◆ 総合評価
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◆◆ SFX/VFX技術(順位なし,掲載順)◆◆ |
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◆◆ その他の一般作品◆◆ |
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