企画趣旨
  MR-PreViz とは,戦略的創造研究推進事業(CREST タイプ)で推進中の研究プロジェクト「映画制作を支援する複合現実型可視化技術」の愛称であり,現実と仮想を実時間で融合する複合現実感(MR)を基づく新しいPreViz(事前可視化)技術の略称でもあります.映画やCM などのプリプロダクション段階での利用を想定したMR-PreViz は,ハリウッドもまだ手にしていない日本独自の先端技術であり,映像クリエータの創造性を引き出す強力な支援ルールとなるものです.
  2005年10月からスタートしたこの研究プロジェクトの中間成果を,学界関係者・映像制作業界の皆様に公開し,その秘めた可能性を共に探って頂く機会を設けました.この日のために特別企画され,MR-PreViz 技術をフルに駆使して制作された短編映画『カクレ鬼』(齊藤勇貴監督)が初公開されます.そのメイキング・プロセスや招待講演者のトークを楽しみながら,デジタル技術・可視化技術が拓く映像制作の未来像を考える会へのご参加をお待ちしています.
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