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(注:本映画時評の評点は,上から![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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純粋に立体感を楽しむ実写版3D映画2作品 |
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人気シリーズの大半は,興行的目論見から,続々と3D化されている。本当に3Dで観る価値があるかと問われれば,あまりその価値はないと答えざるを得ないことは,各映画の欄に書いている通りだ。そのほとんどが「2D→3D変換」のフェイク3Dに頼っているためで,このままでは,3Dで生き残れるのは,フルCGアニメだけではないかと感じているこの頃である。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フェイク3Dだが,明るい映像でパニックも気分爽快 |
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まずは,典型的なB級パニック・ホラーの『ピラニア3D』だ。洋上のビキニ姿の女性を海中のピラニア集団が狙っているポスターからして,『ジョーズ』(75)のもじりだと分かる。『ピラニア』(78)の3Dリメイクだというが,旧作は山中のプール,本作はアメリカ南西部の湖畔の町が舞台であるから,直接の関係はない。『ジョーズ』以降に乱発されたパニック映画の中で,低予算SFX利用で成功した旧作にあやかったと言うべきか。フェイク3Dでありながら,比較的立体感の演出が上手いという評判であったから,少し楽しみにしていた映画である。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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襲われた人間が片手,片脚を失うのは序の口で,顔面の半分や下半身が無くなっているシーンも続出する。ここでもCG/VFXが活躍している。まさに阿鼻叫喚,血の海と化す様は地獄絵図で,残虐というより,滑稽さすら感じる(写真2)。能天気で無軌道な若者たちが襲われるゆえに,悲惨な感じはしない(写真3)。やる以上は徹底的にという,B級映画の神髄を突いた痛快娯楽作だと言えよう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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さすが,これぞ臨場感溢れるリアル3D |
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もう一方の3D映画の『サンクタム』は,4月公開の予定が,東日本大震災の影響で公開延期となった作品だ。特に地震に関係ある訳ではないが,巨大なサイクロンの影響で川が逆流し,洞窟内が水没するという設定が,津波を思い出させるということから,公開自粛に繋がったようだ。改めて公開されるのは,素直に喜ばしい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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惜しむらくは,この映画は脚本が少し弱い。かつてのIMAX 3Dで楽しんだ大型アトラクション映像のように思えば良いのだが,普通の劇場用映画として考えると,物語が凡庸だ。苦難に遭遇しつつ,1人ずつ脱落して行く定番の展開であるが,もう少し脱出者の生存率が高い方が,観客の満足度は高かったかと思う。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(画像は,O plus E誌掲載分に追加しています) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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