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(注:本映画時評の評点は,上から![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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流れるようなイーストウッド監督の語り口に感服 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
映画は監督のものだ。最近,プロデューサーの権限が大きくなったとはいえ,作品の良し悪しを決定づけるのは監督の腕だ。その当たり前のことを知ったのは大人になってからで,映画全盛期の子供の頃は,主演スター中心に映画が作られていると思い込んでいた。いや,当時の量産映画は,実際,主演俳優の地位がもっと高かったようだ。手早く作るには,監督は期限までに仕上げてくれる人物なら,無名の誰かでもよかったのだろう。 |
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さて,VFXの話題である。当然,筆者は1920年代のLAの街の描写に注目していた。LAダウンタウンや海辺の刑務所の光景が登場するが(写真2),当然インビジブルVFXの活躍場面だ。全部CGのようには見えなかったから,オープンセットにデジタルマット画やCGの建物やクルマを描き加えたのだろう。さほど量は多くなかったので,あえて語るほどでもないと思っていた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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写真2 こういう時代もの景観はVFXの出番 |
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ところが,最後に目を惹いたのはエンドロールだ。写真3の光景が延々と続く。『スパイ・ゾルゲ』(03年6月) の昭和初期の銀座4丁目交差点,『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年11月)の昭和30年代の東京の大通り,『キング・コング』(06年1月号) の1930年代のNYの街,等々で見慣れた光景だが,これだけ尺が長いのは珍しい。熟視にも耐える品質との自信があるのだろう。CIS Vancouberが担当したようだ。良く観ると,道行く人々の衣装も年代物だ。エキストラの通行人も登場しているのだろうが,これだけ続々と出て来る人やクルマの大半は,Massiveによる描写だと観てとれた。少し不自然な動きもあるが,全体としてはいい出来だ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(画像は,O plus E誌掲載分から追加しています) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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