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■『ふたりの5つの分かれ路』 :アクションや SFばかり観ていると,フランス語の恋愛映画が観たくなる。離婚調停を済ませた男女の心の機微を,時間軸を逆に辿って描いているが,その趣向以上のものは感じられない。
■『ビー・クール』 :元マフィア( J・トラボルタ)が映画プロデューサを目指した『ゲット・ショーティ』(95)の続編。今度は音楽業界が舞台で,そこそこ面白い。
■『シンデレラマン』  :伝説のボクサーと家族愛の物語。ボクシング試合のシーンは圧巻,興奮の連続だ。観客席で拳を握りしめ,パンチをよけ,思わず祈ってしまう。観終った後『ミリオンダラー・ベイビー』とは違った意味で,じっくり感動が込み上げてくる。
■『8月のクリスマス』 :99年にヒットした韓国映画をリメイクした日本映画。よくある純愛,悲恋物語なのだが,それでも思わず涙する。主演の山崎まさよしの好演が嬉しい。日本人が監督し,日本人が演じても,元は韓流だなと感じてしまう。 |
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