■『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月』 :今や大スターになったレニーが律義に再増量して出世作に復帰。前作ほどのいじらしさはなく,何でこのデブがそんなにモテるのかが不思議だ。
■『エターナル・サンシャイン』  :アカデミー賞脚本賞受賞作品。これぞ映画だ。親しい女性ライターは,この映画でジム・キャリーを初めて好きになったと言う。私は以前から,騒々しいJ・キャリーも好きだ。
■『世界で一番パパが好き』 :ベン・アフレックが妻を亡くした子育てのパパ役。こういう映画は苦手だ。
■『コーラス』  :『天使にラブソングを…』『スクール・オブ・ロック』と同工異曲の少年合唱隊版で,『北京バイオリン』も思い出す。この種の話は何度観ても心暖まる。ヘラルドはいい映画を探してくる。
■『海を飛ぶ夢』  :アカデミー賞外国映画賞受賞のスペイン映画。尊厳死問題を描いている。A・アメナーバルは相変わらず上手いなと感心する。こういう邦題が付くのも嬉しい(むしろ『海に飛ぶ夢』だろう)。ただし,なぜこんなハゲ親父が魅力的な女性にモテるのかが理解できない。憐れみか,ボランティア精神への自己陶酔か,それを考えさせるのも計算の内だろうが。
■『Shall we Dance』 :あの周防正行作品のハリウッド・リメイク版は,リチャード・ギアとジェニファー・ロペスの共演。やっぱり,原作の方がずっといい。
■『ハイド・アンド・シーク』 :『JUON/呪怨』ほどではないが,このサイコスリラーも結構怖い。最終15分のドンデン返しがウリだが,最近よくある手だ。もっとひねった結末を考えていた筆者の予想は外れた。
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