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O plus
E誌 非掲載 |
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『スクービー・ドゥー』 |
(ワーナー・ブラザース映画)
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オフィシャルサイト[日本語][英語] |
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2002年6月26日 ワーナー試写室 |
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[8月17日より全国松竹・東急系にて公開中] |
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(注:本映画時評の評点は,上から  , , , の順で,その中間に をつけています。) |
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スクービーと俳優のからみは秀逸 |
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7月号の『アイス・エイジ』で,予告編と先入観での食わず嫌いは間違いだったと書いたが,この映画も同じようなプロセスをたどった。欧米人で知らない人はいない人気TVアニメが実写映画化というが,予告編を見るかぎり気乗りはしなかった。ところが,『アイス・エイジ』を上回る大ヒットで,2週間で100億円を稼ぎ出したという。主役のスーパー犬スクービーは,リズム&ヒューズ社がCGで描いたというから期待して試写室に向った。
その期待に反して,こちらはどうも口に合わなかった。『スパイダーマン』は文句なく楽しかったし,『スチュアート・リトル2』は大人でも童心に戻って楽しめたが,このドタバタにはついていけなかった。無理やり連れて来られて楽しくない遊園地とでも言おうか,1時間27分が早く終わらないかと長く感じてしまった。
ハンナ=バーベラ・プロダクションは,『トムとジェリー』『恐竜家族』で知られる米国TVアニメ製作の最大手だ。日本でも昭和40年代に何本も放映され,独特の画風はサラ金のCMでも親しまれているが,日本人には好き嫌いが分かれるようだ。この原作は『弱虫クルッパー』の邦題で短期間の放映だったというから馴染みはうすいが,アメリカでは22年にわたって放映された国民的人気番組だったという。さしずめ「サザエさん」や「ドラえもん」を映画化したようなものだ。(そう言えば,昭和30年代に江利チエミ主演の映画『サザエさん』シリーズがあり,結構人気があった。)
アニメは4人と1匹からなる「ミステリー社」の面々が事件を解決するという設定だが,映画でもこれを踏襲し,繁忙期のリゾート・ビーチの幽霊騒ぎを舞台に,あの手この手のドタバタを見せてくれる。原作に忠実なキャラクターで,原色を活かした'70年代のファッションを再現しているので,オールドファンにはたまらなく楽しいのだろう。なるほど,ピッピー風の長髪,ベルボトムのジーンズ,ミニ・スカートは懐かしい。
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写真 人も犬も演技は大げさで,バランスはとれている。 |
(c)2002 Warner Bros. All Rights Reserved. |
体重70kg,体高85cm,後脚で立つと180cmという大型犬スクービーに演技させるにはCGを使うしかないが,このデキは悪くない(写真)。既にR&H社は顔面のアニマル・トークだけでなく,『キャッツ&ドッグス』(2001年10月号参照)でアニメライクな動物の動きを手の内に入れている。毛づやの質感,ライティングの処理などは『MIB2』などに比べるとずっと良かった。スタント・シーンも満載の映画で,ここにCGのスクービーが生身の俳優と堂々と絡み合う表現はなかなかのものだ。しばし,スクービーがCGであることを忘れ,当たり前のように見てしまっていたシーンも少なくない。
徹底してファン・サービスを重視した映画のようだが,それでも軽く100億円突破とはすごい。早くも続編『スクービー・ツー』の製作が決定したという。食わず嫌いでなく,私の口に全く合わなかっただけなので,このタッチが好きな人には  なのだろう。 |
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