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『パンズ・ラビリンス』 
2枚組。重厚な装飾の函には,絵コンテやイラスト画の小冊子も入っていた。Disc
2に「制作裏話」が3つあったが,「監督編」「美術セット編」「特殊効果編」いずれも1分以内で物足りなかった。「メイキング」(45分弱)TVの特番だろうか。途中までは,監督やキャストの語り,撮影風景と凡庸だったが,CGだと思ったマンドンゴラはパペットだった。VFXの解説も丁寧で,メイク,美術,音響効果等も質は高く,特典映像としての価値はある。このデラックス版なら,もっと種類もボリュームもあってしかるべきだ。 |
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『スターダスト』   
1枚もの。削除シーン,NG集,予告編の他には「メイキング」(30分弱)があるだけだが,このメイキングの語り口が実にユニークだ。まるで,その制作過程が物語のようだ。語りながらも,画面ではどこがCGなのか等が示され,制作の手順もよく分かる.タブル画面も多用して,短い割に中身は濃い。見ていて楽しい。この映画自体のテンポの良さ,語りのうまさに通じるものがある。やっぱり,作り手のセンスがいいと,本編もメイキングも充実しているなと感じた1枚だった。
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『ボーン・アルティメイタム』  
1枚もの。特典は「インタビュー集」など数点あるが,価値あるのは「メイキング」(26分)だけだ。キャラクタのCGモデル,大型模型の国,その他の制作に関する色々な話があり,内容は充実している。この程度の企画の実現に5年,撮影に8ヶ月もかけたのは贅沢だ。 |
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『バイオハザードIII』 
2枚組。多数の特典映像があり,それぞれに魅力的な題名がついているが,構成は散漫で,情報量は乏しい。「ラクーンシティの果て」は4部構成(計31分)で,これがメイキングの役割を果たす。その中の「進化するゾンビ」は,ゾンビ役の顔や身体のメイクに関してであり,それなりに面白い。砂に埋もれたラスベガスの街を描く「ラスベガスの視覚効果/ミニチュア」は,ミニチュアセット作り,モーションコントロールカメラによる撮影風景等で,悪くないが,期待したほど凄くもなかった。「CGでもできるが実写の方が楽しい」とスタッフが語るのが印象的だった。本シリーズの成り立ちや未来図を語る他の特典映像などは,格別印象に残らなかった。 |
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『ルイスと未来泥棒』  
1枚ものゆえ特典の数は少ないが,いずれも楽しく作られていて,さすがディズニーという出来映えだ。「メイキング」(18分弱)は,キャスト&スタッフが語るオーソドックスな内容だが,企画からCG制作,MAまで,年少者向けに楽しく語られている。「世界の発明史」(6分余)は,小中学生用科学教育教材としても秀逸だ。実写とCGアニメを組み合わせ,洒落っ気がある1つの作品として成り立っている。途中,しっかりウォルト・ディズニー・ワールドのCMが入る。クイズに答えながらロビンソン一家の家系図を作るゲームも楽しい。 |
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