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『蒼き狼 地果て海尽きるまで』
2枚組。「メイキング」(44分余)「撮影日誌」(43分弱)があるが,いずれもロクに編集せず,ただカメラを回しているだけ。どこを見ても大根揃いで,あらゆる面でレベルが低い。アクション解説もCGメイキングも何もなし。「モンゴルの大平原」(10分弱)は雄大な自然の映像と音楽だけだが,これが一番まともだ。 |
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『ゲゲゲの鬼太郎』 
2枚組。「映画の舞台ウラ」に5項目あり,「甦る目玉おやじ〜CGメイキングの舞台裏」は30分弱ある。VFX担当は16社で,香港のCentro
Digital Picturesも参加している。目玉おやじがメインで,「ろくろ首」「ぬり壁」「一反木綿」や鬼太郎の「髪の毛針」等のメイキング解説がある。スローで丁寧だが,少々かったるい。その他の「撮影現場のウラ側」「つるべ火のGEGEGEガイド」等は,もっと冗長で観る価値なし。
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『アポカリプト』 
1枚もの。未公開シーン,予告編集の他に「マヤ文明の再現〜メイキング・オブ・アポカリプト」(25分余)があるだけだが,ちょっと教育番組風でコクがある。マヤ都市の再現,衣装,メイク,武器等,リアルさ追求は徹底している。当欄としては,大きなミニチュアを使っての特撮の話も聞きたかったところだ。
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『俺は,君のためにこそ死にに行く』  
2枚組。Disc 2の特典は10数点。この種の戦記ものには,回顧録や戦闘機の解説があり,「特攻」に関するブックレットもついていた。「メイキング」(約1.5時間)は,時間順での撮影記録。自衛隊での訓練,セット,ロケの様子などで,石原都知事も登場する。見応えはあるが長過ぎる。「壮絶な特攻シーン〜VFX完全解説〜」は約5分半。映画評時にも多数のスチルを上げたが動画で観ると出来の良さが再確認できる。
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『シュレック3』  
1枚もの。各々は短いが,特典映像は10種類以上あって,サービス精神は旺盛。「シュレックを支える技術」(10分弱)では,1人ずつの髪の毛や衣類デザイン,照明や炎表現の工夫など,CG技術の最近の進歩が語られ,才能あるクリエータたちが楽しんで作っている様子が分かる。CG表現の失敗による「NG映像集」は,演技のNGとは違う味があって面白い。「シュレック・キャラクターの子育て講座」「ウースターシャー魔法学校 記念アルバム」もギャグとしては合格点だ。
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