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『スパイダーマン3』  
勿論2枚組。Disc 2には「TVスポット&オリジナル予告編集」の他に,「メイキング・ドキュメンタリー集」だけしかない。たったこれだけなのかと思ったら,11のチャプター(各10分前後)に分かれている。「サンドマン」「ニューゴブリン」「ヴェノム」を生み出す過程はためになる。「崩壊するフロア」「水の壁」のメイキングには感心し,ニューヨークやクリーブランドのロケ風景は,アメリカの映画作りのパワーを堪能させてくれる。どれもしっかりした作りで中身が濃い。安易に撮影風景だけを並べた邦画のDVD特典とは大違いだ。
「予告編集」も劇場予告編3種の他に,TVスポットが9カ国分入っているので,見比べてみるのも一興だ。
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『300 <スリーハンドレッド>』 
これも2枚組。「メイキング」(6分弱)は予告編に毛の生えた程度で,とるに足らないが,全編の撮影の早回し「フォトモンタージュ」(3分半)の方が楽しい。「ビデオジャーナル」(全38分余)に12項目あり,これが実質的なメイキング映像だ。その中では「プロダクションデザイン」「衣裳」「スタント・ワーク」に一見の価値がある。「映像技術」は2人の身長の違いの見せ方,死体の山が崩れる描き方など,PreVizの威力が感じられる。他にも特典映像が多々あるが,全体的に若干冗長で,もっと映像制作テクニックの話が欲しかった。
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