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先輩方の声
当研究室に所属している先輩方の声を紹介します。
先輩方の声

どうしてこの研究室を選びましたか?
1回生の「実世界情報演習1」内の研究室紹介で柴田研のDR(隠消現実感)という技術に惹かれ、RM2Cに興味を持ちました。そして、3回生の研究室見学で体験した研究デモの面白さや先輩たちとの交流会で感じた研究室の雰囲気が非常に良かったため、RM2Cを選びました。
あなたの研究について教えてください
私はGr.1のITS (高度道路交通システム) 班に所属しており、自車体を透過する安全運転支援システムの研究・開発を行っています。具体的には、自車体によって発生する死角(ピラーやボンネットなど)を透過し、運転に慣れていない運転者をサポートするようなシステムです。車体に取り付けたカメラで取得した画像を、HMD越しを装着して見ることによって車体の透過を実現しています。卒論ではシステムの透過範囲を拡張する機構を実装しました。
もし学会発表などの経験があれば、どのような様子だったか教えてください。
今年の3月に神奈川大学 横浜キャンパスで実施された情報処理学会第86回全国大会に参加しました。総発表件数は約1500件で、情報系の様々な分野の学生や研究者が全国から大勢集まっていました。自身のセッションでは他大学の教授や学生からの新鮮な意見を聞くことができ、今後の研究に活かせそうです。また、企業のデモ展示、高校生のポスター発表や最先端の研究の紹介など、研究の発表だけではなく様々なイベントが開催されていました。
大学院進学を選んだきっかけは何ですか?
RM2Cに配属された時点で既に、大学院への進学を決めていました。専門性の獲得はもちろんのこと、私は特に課題解決能力を高めることができる点に注目しました。大学院では、2年という限られた期間の中で、自身が設定した独自の課題に対して取り組みます。この際に、自ら考え解決策を見出すことは社会に出てから役立つと信じ、大学院への進学を決意しました。
所属グループの雰囲気を教えてください
Gr.1は活気あるグループです!!同期はもちろん、上下の仲も良いです。コロナ禍で各グループ内の交流が減っていたようなのですが、去年からは制限が色々解除されたことによって、Gr.1では研究終わりにご飯に行ったり、クリスマスにはパーティを開催したりしました!研究の話やそれ以外の話もたくさんして、とても楽しかったことを覚えています。もちろん遊んでばかりいる訳ではなく、しっかり研究もしています(笑)。
RM2Cに入って良かったと思うことは何ですか?
木村研と柴田研は完全共同運営しており人が大勢いるので、多くの人との交流が増えたのは本当に良いことだと思っています。優秀な先輩や同期、後輩がたくさんいるので、私自身も頑張らなければといつも思っています。つまり、成長でき、刺激も多い環境だということです。また、指導してくださる先生が多いのも良い点です。前述の学会発表までの準備では、色々な先生方からの意見・指摘をいただくことができ、安心して発表に臨むことができました。
B3へひとことお願いします!
B3の皆さんの中には「研究ってどんなものなんだろう」と気になっている方も多いかと思います。正直、研究自体はどの研究室でも平等に大変なものだと思います。実際、私自身も卒論の時期は大変なこともありました。ただ、RM2Cはこれまで喋ってきた通り、研究室の雰囲気が本当に良く、人も多く、サポートが受けられる環境が整っているため、楽しく研究ができ、成長もできる場所だと思っています。正直ここでは伝え切れないので、ぜひ一度見学に来て、実際の雰囲気を見に、詳しい話を聞きに来てください!