〈ゲスト紹介〉
廣瀬 通孝(ひろせみちたか)

 1954年5月神奈川県鎌倉市生まれ。1977年東京大学工学部産業機械工学科卒業。1982年同大学院博士課程修了。 工学博士。 専任講師を経て1983年同学科助教授。現在,東京大学工学部総合試験所助教授。1989年より1990年まで,カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。
 石井威望教授の下で,システム工学,ヒューマンインターフェース等を専攻。3次元ディスプレイ,触覚ディスプレイ等の研究から,現在のバーチャルリアリティ分野へ自然に移行した。 日本機械学会設計工学システム部門長,計測自動制御学会ヒューマン・インタフェース部会長 等を歴任。1996年発足の日本バーチャルリアリティ学会の設立に貢献し,現在同学会理事及び「子どもメディア」研究会委員長。東京テクノフォーラムゴールドメダル賞,電気通信普及財団賞などを授賞。
  主な著書は,『技術はどこまで人間に近づくか』(PHP研究所),『バーチャル・リアリティー』(産業図書),『バーチャルリアリティー』(オーム社),『電脳都市の誕生』(PHP研究所)など。
 趣味は鉄道模型とマンガというオタク趣味。どちらも小学校以来,一貫して続いている。やらないと禁断症状が出るので,どんなに忙しくても止められない。30年以上続けた鉄道模型は今や一財産を築いた(と本人は思っている)。マンガの方は某マンガ家に弟子入り直前までいったが,今はそれほどでもない。オタク少年の夢は,進学校に入学とともに消えたかに思われたが,電脳空間時代の到来とともにまた大きく膨らみつつあるという。

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