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(注:本映画時評の評点は,上から![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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SWファンにとっては,そう侮れない一作 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この映画の製作を知り,スチル写真や予告編を観て感じたのは,「ジョージ・ルーカスは相変わらず商魂たくましいな。生涯ずっとこのSWネタで何度も稼ぎまくるのだろうな」である。2005年に全6作の完結編の『エピソード3』を作り終えて,残る映画人人生をどう送るのだろうかと思ったら,今年に入って『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08年7月号)とこの映画と,製作総指揮の2編が立て続けに公開である。もう20年以上もこの両シリーズに関わる作品(含,TVシリーズ,特別編,関連ゲーム)にしか携わっていないから,ある意味で映画作家としては進歩のない人である。 |
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この落胆から救ってくれたのは,日本人声優の絶妙の吹替えである。偶然日本語吹替版を観たのだが,これが怪我の功名だった。英語版の声の出演者には,ジェダイ評議会議長のメイス・ウィンドウ,ドゥークー伯爵,C-3POに,実写版と同じサミュエル・L・ジャクソン,クリストファー・リー,アンソニー・ダニエルズを起用しているのだが,オビ=ワン・ケノービ,アナキン・スカイウォーカー,パドメ・アミダラといった主演級には,本物のユアン・マクレガー,ヘイデン・クリステンセン,ナタリー・ポートマンを配していない。ところが,日本語吹替版は,森川智之,浪川大輔,坂本真綾といった実写版と同じキャスティングだから,彼らは元を知りつくしているわけだ。森川智之のセリフを聴いているだけで,マンガ顔のオビ=ワン・ケノービが,しっかりユアン・マクレガーのように見えてくるではないか。 気分が乗ったところで,中盤から後半の盛り上げはさすがだと感じた。各種宇宙船や戦闘機もドロイド戦士たちも,3D幾何モデルは既に存在している。ナブー星の光景もしかりである。ならば,大したコストをかけずに,かなり複雑な戦闘シーンも描けるわけである。世界観や実写シリーズを知らなくても,後半は十分楽しめるだけの見せ場になっている。さすが,ハリウッド映画だ。 勿論,主ターゲットは世界中のSWファンである。いつもの登場人物に加えて,「ジャバ・ザ・ハット」や第1作目でタトゥーイン星の酒場で見かけた顔ぶれと再会できるのは嬉しい。ファンにとっては,そう侮れない一作である。『エピソード3』と『エピソード4』の間のTVシリーズも放映予定というから,まだまだルーカス・フィルムのビジネスは続きそうだ。 |
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(画像は,O plus E誌掲載分から追加しています) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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