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(注:本映画時評の評点は,上から![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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フルCGとセル調で激突するこの夏のアニメ戦線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽なら,クラシック,ジャズ,ロック等々,評論家は細分化されているのに,映画評論に関してはそうした区分はない。さすがにアダルト系だけが別で,他は何でも観てこなしていると言える。映画祭や観客自体も何でもござれのところがある。アニメだけは別格かといえば,そうでもなく,むしろアニメはその製作手法で結構好みが分かれるし,作品毎の想定顧客層が狭いと言える。 |
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物語は陳腐だが,CG表現力の進歩は顕著だ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
まず『森のリトル・ギャング』のドリームワークスだが,大ヒットした『シュレック』シリーズではブラックユーモアた名作のパロディが目立ったのに,『シャークテイル』(05年3月号)『マダガスカル』(05年8月号)と量産化態勢をとるとともに毒気は消え,典型的なファミリー層向きの心温まる健全路線に転じてきた。 原題は『Over The Hedge』(垣根を越えて)。同名の人気コミックが原作で,森に住む動物たちの勇気と友情の物語である。動物たちが冬眠から目覚めたら,自然が一杯の大切な森が半分になっていた。宅地開拓が一気に進み,境界線となる生け垣の向こうには人間たちが住んでいる。この環境破壊の中で生き残るには,垣根を越えて人間社会に乗り込み,危険を冒して食物を取ってくるしかない。味をしめてこの横取りを繰り返すうちに,人間達の動物捕獲作戦が始まった……。 登場動物は,アライグマのRJ(ブルース・ウィリス/役所広司),カメのヴァーン(ギャリー・シャドリング/武田鉄矢)の他,リス,スカンク,ヤマアラシ,オポッサム等,リトル・ギャングの名に相応しい小動物たちだ。その毛の表現や森の樹木の描写は素晴らしい(写真1左)。『シュレック』(01年12月号)から既に基本技術は確立されていたが,一段と磨きがかかっている。芝生や生け垣の描写は芸術的とさえ言える。人間界で遭遇する各種グッズの表現もリアルで,そのデザイン力に感心する。開かれた冷蔵庫の中身などは圧巻だ。CG表現力で言えば,カメラワークやライティングでなど,意図的に映画的な手法を駆使していることが特筆できる(写真1右)。デフォーカスの使い方など,まさに古典的撮影技法だ。 CG技術の進歩を感じる半面,キャラ設定も物語も平凡だが,ファミリー路線をとるとこうなるのだろう。主人公のアライグマRJは表情が乏しく,これは基本デザインのミスだと思う。相棒のカメはいいキャラ設定で,その風貌と日本語吹替の武田鉄矢の声は合っている。ただし,セリフが多過ぎて,存在感のある彼の声がうるさく感じられた。一方,プチ切れオバサンのグラディスに夏木マリを配したのは大正解で,これは名キャスティングだ。 |
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3D-CGとジャパニメーションの融合は不完全燃焼 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対する『ブレイブ ストーリー』は,和製ブラッカイマーのヒットメーカー亀山千広氏(フジテレビ)がアニメにも触手を伸ばした第1作で,配給ルートにワーナー・ブラザース,アニメ制作スタジオにGONZOを選んだ大プロジェクトだ。先にこの組み合わせでの製作を決めてから,物語に宮部みゆきの原作を選んだという。 |
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