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やっぱり,トム・クルーズはかっこいいですねぇ。私はこのシリーズは初めてですが,お決まりの展開でもテンポがいいです。アクションにメリハリがあります。 |
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ほとんどスタントシーンを自分で演じているだけのことはあります(写真1)。しっかり事前にPreVizしてあって,カット割りも構図も計算し尽くされていますね。相手役も前作よりは許せるレベルですが,可愛過ぎず,トム・クルーズだけが目立つようにしてあります。それも計算通りです(笑)。
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上海のビルからビルへのジャンプも本物ですか? |
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まさか,いくら何でもあれは合成ですよ。 |
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他はどこがCGなのか合成なのか,私にはほとんど分からなかったのですが…。
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ヴァチカンの塀の上から見下ろす光景,パーティー会場から見えるヴァチカンの風景,大型ロケはしながらも巧みにデジタル合成しています。ヘリや飛行機も大半はCGでしょう。風車の間をヘリがすり抜けるシーンなども,本物じゃあり得ないでしょう? |
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そういえば,そうですね。ヘリがCGですか。風車が嘘っぽかったですけれど |
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両方ともCGかも知れません。あのシーンは,VFXならではの斬新な演出でした。
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変装のマスク作りは面白かったですが,あんな風に写真から形状を出して,簡単に作れるのですか? |
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あの程度の写真から精密な3D形状復元は無理です。あれは嘘です。でも専用の3Dスキャナを使えば可能だし,形状を削り出して物体化するのも,最近のラピッド・プロトタイピング装置なら十分可能です。 |
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声はある程度分析できても,あんな風にそっくりしゃべれるようにはなりませんよね。
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あれもご愛嬌ですね。イーサン・ハントはもともと変装の名人という設定ですが,常に最新技術を使っているという演出なんでしょう。『スパイ大作戦』時代の楽しさを見せてくれ,私の世代も満足でした。 |