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『フォレスト・ガンプ/一期一会』で,ILM(Industrial Light & Magic)社はケネディ大統領やジョン・レノンの記録フィルムと主役のガンプ(トム・ハンクス)の合成シーンを成功させた。この時から,あらゆる過去の映像作品が新しい素材となったのである。同時に,次はきっとかつての名作がディジタル技術でリメイクされて出てくるだろうなと思った。そして,それは予想通り,ILMの名を世に知らしめた『スター・ウォーズ』だった。 1977年の作品だから,もう20年にもなる。すごい衝撃だった。映画をこんなに面白く作れるのかと,その制作手法に感心した。監督のジョージ・ルーカスは,当時まだ33歳。その才能の輝きと,それを生かしうるハリウッド映画界の懐ろの深さにもアメリカらしさを感じた。 この映画が,いまのハリウッドを駄目にしたという声もある。大作主義とワンパターンなアクションの連続が,映画人の心を蝕んでいるという。その是非はともかく,ディジタル映像技術全盛時代に,SFXの代表作である『スター・ウォーズ』をリメイクして再登場させるとは,大した商魂だ。 親が見た想い出の名作を数十年後にリプリントし,次の世代の子供達に再公開して稼ぐというのは,ディズニー・アニメの得意技である。『スター・ウォーズ《特別篇》』は,ディズニーランドの「スターツアーズ」を楽しんだ若者にも,ディジタル技術によるリメイクだというだけで違いを確認したくなるオールドファンの心にも訴える。実に賢い商売だ。米国では,1月末の特別篇第1作の公開の後,第2作『帝国の逆襲』,第3作『ジェダイの復讐』を1ヶ月おきに再公開し,たちまち大ヒットとなった。他の映画会社は,話題作をこれに対抗させるのを諦め,公開を延期したという。日本でも,かなり早目から3作セットの鑑賞券や,メイキング・ブックの再発売など,興味を惹く見事なまでの営業戦略だ。新刊の『ジョージ・ルーカス伝/スカイウォーキング《完全版》』(ソニーマガジンズ)とやらの帯に,「なぜルーカスはスター・ウォーズ《特別篇》を製作したのか?」とあるので買ってみたら,1983年発行の本の再訳で,特別篇のことは何も書いてなかった。ここまでくると詐欺に近い。とりあえず,旧作のビデオを見直してみた。これまでにも何度も見たが,今回は5年ぶりである。いま見ると何とも古めかしい。ビデオの画質のせいもあるが,明らかにかなり昔に作ったSF映画だと判ってしまう。 例によって,メイキング本で注目ポイントを予習してから試写会に臨もうとした。ところが,今回の試写会は1回しかやらないので,我々のような似非映画評論家(?)の席までは用意してくれなかった。ジョージ・ルーカスの指定の音響設備でしか上映できないので,試写会にも劇場を借りなければならないからだという。仕方がないので,一般公開を待ち1800円払って見ることになった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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これもまた「過去から見た未来」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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