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『マトリックス リローデッド』
2枚組で,特典映像としては,
(1) メイキング(約22分)
(2) マトリックスの世界(約5分)
(3) メイキング:フリーウェイ(約31分)
(4) コマーシャルの世界(約10分)
(5) メイキング:ゲームEnter the matrix(約28分)と予告編などが入っている。(2)が(1)のほぼ圧縮版で,あとのメイキングは,どれも撮影風景を前にスタッフやキャストの話がダラダラ続くだけで締まりがない。
あれだけVFXをウリにしたのなら,エージェント・スミスのCGメイキングは是非欲しいところなのに,まともな解説はない。VFXそのものの紹介も希薄で,せいぜいPreVizがかなりしっかりしていたと分かる程度だ。最終作の編集に追われていたのだろうが,もうちょっと真面目にDVDも作れよと言いたくなる。
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『タイムマシン』 
1枚ものの中の「ギャラリー」内に特典映像があり,4種類のメイキング映像がある。「視覚効果について」は約4分だが重要シーンの解説があり良心的だ。
約6分の「タイムマシンの設計」にも重複してVFXの解説がある。約1年もかけて1,800kgもあるタイムマシンを作ったとのこと。高速回転する回転板はもちろんCGだが,どこまでがメカでどこまでがCGかを確認する上でも興味深い。この映画の白眉はこのマシンだから,メイキングにも熱が入っている。スタン・ウィンストンが語る「モーロックについて」は,まぁこんなものだろう。
音声解説は2種類あって,2つ目に視覚効果監修のジェームス・プライスも加わった解説がある。かなり勉強になるが,時間がなく全部は聴いてられなかった。 |
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『トータル・フィアーズ』  
原爆シーンが話題になった映画だが,2枚組でメイキングも長いものがたっぷり入っている。「キャスティング」と「プロダクション」が10数分ずつ。ちょっと長いが,話は結構興味深い。
VFXメイキングは,3〜8分のものが5種類もある。うち爆風だけで3種類あり,この映画の見どころは一にここにあったことが再確認できる。実物と模型の使い分け,CGの合成が丁寧に語られいて,リズム&ヒューズ社の実力のほどがよく分かる。本コーナーとしてはオススメの1枚だ。
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