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『ハービー/機械じかけのキューピッド』 1枚もの。「製作の舞台裏」には10分前後のメイキング映像が3編ある。「“ハービー”のスタント・シーン」はまずまずだが,迫力に欠ける。なるべくCGは使いたくたかったというが,それでも「“ハービー”はこうして生まれた」では,CADでこのフォルクスワーゲンが幾何モデル化されていたことが分かる。他にNG集もあるが,全体に大人し過ぎる。映画自体もそうだった。 |
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『チャーリーとチョコレート工場』  2枚組。予想通り,ウンパ・ルンパが案内してくれる。「混ぜ合わせてみたら」は,実写とCGの合成ではなく,「光と闇,ユーモアとタブーのミックス」の意だ。通常のメイキングだが,その語り口自体がユーモアに溢れている。「リスの襲撃」(約10分)は,リスの調教と特撮の模様が描かれている。実写・CG・アニマトロニクスの使い分けだが,CGと思ったシーンも実写だったのには驚いた。ここまでリスに演技させるとは…。「ウンパ・ルンパになる」(約7分余)も楽しい映像だ。 |
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『ステルス』   もちろん2枚組で,音楽関係はDisc 1に収録し,Disc 2が映像中心だ。「スピードが命」と題した主たるメイキングは,3つのパートに分かれているが,各約27分,25分,23分もあり,撮影順に記録されている。この撮影規模の大きさは,ハリウッド資本でしかあり得ないなと感じる。パートIIにある格納庫爆破シーンは,まさにスペクタクルだ。ここだけは逃さず観よう。
「機密解除」にはVFX解説「カーラの脱出」(約21.5分)と「ビルの崩壊」(約27分)の2つのVFX解説があり,これも堪能できる。途中,メインとサブの画面切り替えができるサービスつきだ。「MXマルチチャネル」では,14台のカメラで撮った上記爆破シーンを,4つのマルチ画面で見せてくれる。映画はつまらなかったが,予想通りメイキング映像は充実していた。
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『ティム・バートンのコープス・ブライド』  1枚もの。「ギャラリー」のなかに9項目の特典映像がある。「パペット・トリック」「アニメーターの息遣い」(各6分半)では,人形作り,ストップモーション・アニメの制作過程がよく分かる。コマ撮りとはいえ,結構機械化されている。「プロダクション・ギャラリー」(13分余)では,各キャラ毎に,デザインから部品の組み立て,動きがついて行く様が描かれている。ナレーションはなくBGMだけのこの映像は詩的で秀逸だ。 |
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