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先輩方の声

当研究室に所属している先輩方の声を紹介します。

先輩方の声

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どうしてこの研究室を選びましたか?

VR (Virtual Reality、仮想現実感)に関する研究に携わりたいと考えていたため、精力的に同研究を行っている本研究室を選びました。大学入学前からVRの研究を行っている本研究室については知っており、実世界情報コースや本学への入学を決めた理由も本研究室に所属することを目指していたことが大きかったと言えます。

あなたの研究について教えてください。

私はVR体験中のユーザの注意を、特定の事物に向けさせるための手法と、その特性についての研究を行っています。具体的には、視覚情報や振動刺激の提示といった複数の手法がそれぞれどのような特性を持っているのかについて研究しています。応用先としては、VRゲームの中で特定の方向に目的とするアイテムが存在している場合、そのアイテムの方向をどのような手法で伝えればユーザはより早く、正確に、そして苦労なくそのアイテムを見つけることができるかといったシチュエーションを想定しています。

海外の国際会議で発表されたとのことですが、そのときの経験について教えてください!

大学院1回生の夏に、台湾で開催されたAPMAR (Asia-Pacific Workshop on Mixed and Augmented Reality) という学会で卒業論文の内容を発表しました。発表だけではなく、ホストを務めてくださった現地大学や、参加されていた他大学の学生並びに先生方と交流することができ、普段の研究室生活だけでは得ることのできない貴重なご意見や学びを得ることができました。

就職先の業界・分野を決めた理由は何ですか?

私が就職を決めた業界はメーカーです。就職を決めた理由としては、この業界であれば大学と大学院を通して身に着けた情報工学の知識や、自身の英語能力を活かすことができると考えたからです。現在、多くのメーカー系企業は従来のハードウェアに加えて、ソフトウェアの力を活用したソリューション事業に力を入れているため、情報系のスキルは非常に有用だと感じました。 就職活動を通して、私たちが学んでいる情報系の知識やスキルは、様々な業界で必要とされていると実感したので、最初から業界を絞りすぎず自分がしっかりと興味を持てる業界を見つけることが大事だと感じました。

就職活動を行った際にRM2Cでよかったと思うことは何ですか?

研究室の活動で養われた「伝える力」は、就職活動を通して大きな武器になったと感じています。日頃から自身のゼミでの発表のたびに、先輩方に発表の流れやスライドの内容を細かく添削していただいていたので、就職活動においてもどのような流れで説明すれば自分の考え方をわかってもらえるかを相手の視点に立って考えることができたと思います。 また、研究室で行っているジュベナイルプロジェクトというチーム開発課題を通して得た経験は、就職活動という観点から見ても非常に有意義でした。このプロジェクトを通して、多くの企業で行われているグループ開発に関する理解を深めることができる上に、自身のスキルを証明するための事例として提示することができ、企業方には好意的に受け取っていただけました。

所属グループの雰囲気を教えてください。

私が所属するグループは、世代を超えて仲が良く、また研究室内でも面倒見のいい人が集まっているような印象を受けます。そのため、研究の相談や発表資料の添削など先輩からのサポートは手厚く、私自身もよく先輩方に助けていただきました。

B3へひとことお願いします!

私たちの研究室は主にVRや、現実と仮想空間を合成するMR(Mixed Reality、複合現実感)などの技術をメインに研究しています。これらの研究に少しでも興味がある方はぜひ研究室見学などの機会に私たちの研究と、先輩たちに会いに来てください!お待ちしています!!